ユニクロのカシミヤ100%ニットは本当にイケているのか?!あんな値段で何故出せる?~その1~
どうも!
久々にアパレル観点で記事を書きたいと思います!
今回は人気の「ユニクロ」さんのカシミヤニットについて調査しました!
今日、LINEにこんな案内が届きました。
カシミヤニットが5990円?!
安っ!!!!!
アパレル的にはこんな値段脅威でしかありません。
カシミヤが5990円で買えるなんて・・・
っと驚いて見せたのはネタとして、、、、結構前からこの値段で買える日はありましたよね?
そうそう!んで、カシミヤ安いな!となったのは数年前の話ですが、この話をニットの工場さんにしたことがあります。
だって、カシミヤニットが5990円で買えるなら買いたいし、すぐにユニクロに行こうと思っていたあの頃が懐かしい。
「私、カシミヤニット着てる」といういい女風の気持ちになれそうなので欲しかったんですね。
だって百貨店で買おうものなら数万円はくだらないです。ちょっと安いのを見つけても1万円台後半です。それが5990円てなんなんだよ
アパレルやってるの馬鹿らしいよ、ユニクロさん!
っということで買いに行こうと思ったその日に、たまたまニットの工場さんと打ち合わせがあり、ついでに聞いてみたんですね。
「カシミヤのニットユニクロが5990円で売れるなら安く作る方法あるんですか?!」
「・・・・」
「あれをカシミヤというならね・・・」
という意味深な反応。
カシミヤとついていれば何でも上質だと思い込んでいた浅はかな私・・・
会社の先輩がつっこんできました。
「私買ったけど、う~ん悪くないけどもういいかなって感じだったよ」
どうやら先輩は百貨店で数万円のカシミヤニットを買うようなバブル世代の為、もともとカシミヤのニットはよく買っていたそうです。その先輩がユニクロのカシミヤニットの安さに驚いて買ったところ、毛玉のでき方や柔らかさに大きな差があったとのことでした。ちょっといいウールくらいの感覚の様です。
そんな話をしていると、ニットの工場さんから衝撃の事実を知らされました。
「カシミヤっていうのはランクがあるんだよ、”①毛の細さ②毛の長さ③色の白さ”これによりランクがわけられていて毛が細くて長いものが最高級と言われている。ユニクロで使われているのは毛が太くて短いものだから毛玉になりやすく硬いと感じるんだ」
ががががが~~~~~ん
しかもカシミヤはウールなどに比べ高級なものなのでランクの区分けがものすごく厳しいようです。そこで漏れたものは捨てられてしまうとのこと・・・
カシミヤってついてればいいとおもってたよ・・・
ちがうのか・・・
それは26歳の冬のことでした。笑
しかし工場さんも先輩も言いました。
「ウール100%のニットですら5990円では買えないよ!ウール100%のニットよりかは柔らかくて質は良いし、1シーズンと思って買うならかなりお買い得だと思うよ」
とのことでした。
確かに、ウール100%でもその値段では買えないことは私でもわかります。
でも、”とりあえずカシミヤ”を着るのでは「カシミヤ着ているいい女」というところはクリアできません。
ということで、この時私はユニクロの”とりあえずカシミヤ”を買うのを止めました。
しか~~~~し
そこから数年たった今!よく考えたらお得なのではないかという思いに駆られています。
最近、カシミヤやアンゴラなどの天然繊維のニットを購入しますがやはり最高級のものが買えるわけではないので結局毛玉になりやすく、1万円台のカシミヤニットであたりを引いたためしがありません。
どうやらここ数年で分かったことは、細いというのは特に重要らしく基本1万円台のカシミヤニットも毛が細いものが多いです。しかし、短く毛玉になりやすいんですね。
まあ毛玉になったとしても剛毛ではないのでスルっととれるところがさすがカシミヤの繊細さなのですが・・・
っということで1万円台で毛玉のできるカシミヤニットを買うなら、ユニクロの”とりあえずカシミヤ”でいいのではないかということで本日急遽買いに行きたいと思います!
カシミヤニット VS AKKY
ということでユニクロさんのカシミヤニットをお得か否か判断したいと思います!
この結果はまた次回ブログに綴りますのでお楽しみにw
AKKY